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2025.05.09お知らせ

社会学専攻教授 新原道信 編著『惑星社会のフィールドワーク―内なる惑星とコミュニティに“出会う”―』が出版

社会学専攻教授 新原道信編著の書籍が出版されました。

大学院文学研究科社会学専攻在籍者・修了生も多数執筆しています。


『惑星社会のフィールドワーク―内なる惑星とコミュニティに“出会う”―』(中央大学社会科学研究所研究叢書46)

新原 道信 編著

発売日:2025/03/19

出版社:中央大学出版部

ISBN:9784805713488


【目次】

第Ⅰ部 〈惑星社会/内なる惑星〉という“フィールド”

序章  限界と向き合う<エピステモロジー/メソドロジー/デイリーワーク>  新原 道信

第1章 <内なる惑星>―資源であり限界と可能性でもある アルベルト・メルッチ(新原道信訳)

第2章 <身体>―境界線の束であり境界領域でもある アルベルト・メルッチ(新原道信訳)


第Ⅱ部 〈内なる惑星〉に“出会う”

第3章 メルッチに“出会う”―意味は“出会い”のなかで与えられる― 新原 道信

第4章 “境界領域”としての生殖―再生産(reproduction)―自己を形成するプロセスにむけて― 鈴木 将平

第5章 <異質なる身体>が発する声と存在を聴く―セルフヘルプ・グループにおける「内なる正常化」への抵抗をめぐって 利根川 健

第6章 障害者雇用の現場で<異質なる身体>に“出会う”―雇用の場で「社会的関係」が拓かれるとき― 竹川 章博

第7章 「身体に耳を傾ける」ことの体得とその契機―ものの見方に変化を与えるヨガの世界での“出会い”― 栗原 美紀

第8章 惑星社会をはだしで歩く―<内なる惑星>と身体のフィールドワーク― 鈴木 鉄忠


第Ⅲ部 コミュニティに“出会う”

第9章 “コミュニティ研究”から“惑星社会のフィールドワーク”へ―“フィールド/フィールドワーク”の再定義― 新原 道信

第10章 「晴れ女」の祭り―都市公営団地の自治会行事からみる地域コミュニティの再生産 阪口 毅大谷 晃

第11章 フィールドワークの“創造力”―都市公営団地における“リフレクシヴな調査研究”の実践 大谷 晃、阪口 毅

付論 記憶のなかの公営市場―大阪市西成区玉出のモノグラフ 史 涵、阪口 毅

終章 身体・地・時間 石岡 丈昇


あとがき

索引