受験生の方へ

よくいただくご質問(学部)

よくいただくご質問

「社会学」では、何を勉強するのですか。

おおまかに特徴付けるならば,社会学は,人間の織りなす社会的な現象について調査(観察・実験)し,事実に基づき理論的に考察し,議論する科学です。経済学・政治学などとならぶ社会科学の重要な一部門ですが,独自の専門的なトレーニングに基づき,現代社会に生じる様々な諸現象の広い範囲を対象として取り扱う科学となっております。

 中大の社会学専攻では,その広い範囲のなかでも「Globalグローバルに思考する知」・「Visionary時代を読み解く知」・「Clinical微細に観察する知」の3つの知を重視した科学的なトレーニングを行っております。詳しくは,専攻の理念をご覧下さい。以下の動画でも,実際の在学生の卒業論文を例に取りながら,社会学について簡単な解説をおこなっています。ご参照ください


社会学専攻と社会情報学専攻はどんな違いがあるのですか?

 社会学専攻では,社会学という専門科学の思考法・調査法によって社会を研究・考察し,構想することを学ぶことになります(上記をご参考下さい)。社会情報学専攻では,社会情報学を学ぶことになります。詳しくは社会情報学専攻のHPをご参照ください。社会情報学専攻のHPによれば「社会情報学においては、社会に存在する様々なコミュニケーション(通信や意思疎通)や情報の保管・管理(図書やデータベース)といった情報の扱いを「社会情報」として捉え、多次元的に考察する学問です」とされています。


社会学専攻には、クラスがありますか。

社会学専攻には1学年に3つのクラス(1クラス約30人)があり、各クラスに担任教員がつきます。1・2年生の社会学基礎演習、社会調査実習、語学などの授業は、このクラスで受けることになります。


文学部に入学したら、4年間多摩キャンパスに通うことになりますか。

はい。文学部の授業は多摩キャンパスで開講されていますので、入学から卒業までの4年間は多摩キャンパスに通うことになります。


社会学専攻では、どのような資格が取得できますか。

必要な科目を履修することで、教職、学芸員、社会教育主事、司書・司書教諭、社会調査士の資格が取得できます。


文学部の他専攻の科目を履修することができますか。

文学部科目では,多くの科目が他専攻に開放されています。そうした開放されている科目(いわゆる「ゴチック科目」)については,自由選択科目として履修できます。各自の関心に応じ,他専攻の科目を履修すれば、幅広い分野の知識を深めることができます。


中央大学の他学部の科目を履修することもできますか?

卒業までに30単位を限度に履修することができます。文学部の学生には、多摩キャンパスにある法学部・経済学部・商学部・総合政策学部の科目が開放されており、総合大学ならではの「複合的な学び」を実現しています。


中大社会学会 とは、どんな組織ですか。

中央大学社会学会 は、学生が自主的に教員たちを巻き込みながら作った勉強のための組織で、30年以上にもわたる長い伝統があります。社会学専攻の学部生、院生、専任教員の全員が会員で、会員数約 400人で構成されています。授業の枠にとらわれないで、社会学を自主的に学ぶための活動を様々に行っています。具体的な活動内容としては、優秀な卒業論文、修士論文をまとめた 社会学・社会情報学会の年報機関誌『 中央社会学』の発行やスポーツ大会、講演会、ゼミ発表会、ビブリオバトル、SRゼミ(旧読書会)です。普通の大学にはまず見られない、自主的な勉強のためのサークルです。


文学部を卒業して就職することはできますか。

文学部卒業生の就職希望者のうち9割以上が就職しており、業種も多方面にわたっています。近年の社会学専攻卒業生の進路については、「就職状況・卒業後の進路」をご覧ください。