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2020年度FLP天田ゼミ夏期オンラインフィールドワーク@大阪
日時:2020年8月25日(火)10:00~16:00
方法:Webex利用
司会:天田城介(中央大学文学部社会学専攻教授)
日程:
10:00~12:00 山田實(NPO法人釜ヶ崎支援機構理事長)
「釜ヶ崎で生きる人たちを支えるということ」(仮題)
13:00~14:30 西川勝(元大阪大学コミュニケーションデザイン・センター特任教授)
「釜ヶ崎を考える/釜ヶ崎で考える/釜ヶ崎から考える」(仮題)
14:30~16:00 梁陽日(立命館大学生存学研究センター客員研究員)
「大阪における在日コリアン教育運動をめぐる現代史・素描」(仮題)
主催:中央大学文学部社会学専攻
◇山田實(NPO法人釜ヶ崎支援機構理事長)
NPO法人釜ヶ崎支援機構理事長。1951年愛媛県生まれ。1969年に東大阪市の私立大学に進学、大学封鎖の首謀の1人として退学処分後、1973年に釜ヶ崎へ。1976年に結成した釜ヶ崎日雇労働組合の副委員長に就任。1980年に委員長になり、日雇労働にも従事しながら現場闘争や賃金闘争を牽引。1992年以降の不況期に反失業闘争を仕切りながら、1999年にNPO法人釜ヶ崎支援機構の設立に尽力し、翌年より代表。特別就労事業の導入や、ホームレス自立支援法の設立に中心的役割を果たしてきた。組合の委員長は2010年、後進に譲った。
◇西川勝(元大阪大学コミュニケーションデザイン・センター特任教授)
1957年、大阪生まれ。専門は看護と臨床哲学。元大阪大学コミュニケーションデザイン・センター特任教授。高校卒業後、精神科・透析治療・老人介護の現場で、看護士や介護士として働く。一方で関西大学の二部で哲学を学び、後に大阪大学大学院文学研究科博士前期課程修了。現在は「認知症コミュニケーション」の研究を行いつつ、哲学カフェやダンスワークショップなどの活動にも取り組む。単著として、『ためらいの看護――臨床日誌から』(岩波書店、2007年)、『「一人」のうらに――尾崎放哉の島へ』(サウダージ・ブックス、2013年)ほか。『となりの認知症』(ぷねうま舎、2013年)ほか多数。
◇梁陽日(立命館大学生存学研究センター客員研究員)
1967 年生の在日コリアン三世。公立学校教員、行政相談員、専門学校教員を経て現在は立命館大学生存学研究センター客員研究員をはじめ複数の大学非常勤講師を務める。専攻は対人援助学や社会学関連で、博士論文のタイトルは「在日コリアン教育運動の現代史――戦後大阪の公立学校を中心に」。
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