「2020年度ゼミ発表会についてのお知らせ」

　1・2年生の皆さん、中央大学文学部社会学・社会情報学会です！

　中央大学文学部人文社会学科社会学専攻および社会情報学専攻では、3年生から「ゼミ」というものが始まります。社会学ゼミは「社会学演習」、社会情報学ゼミは「社会情報学演習」という名前の授業です。「ゼミ」とは、自分が研究したい内容をその研究の専門の教授の下について研究することができる、というシステムです。また、少人数制であるので、そのゼミの教授から丁寧な指導を受けることができます。社会学専攻・社会情報学専攻においてはゼミが必修であるため、3年生から必ずどこかのゼミに所属することとなります。

　ここではまず、ゼミが決まるまでの流れを少し説明したいと思います。

　11月から12月頃は、「そもそもどのようなゼミがあるのか」「そのゼミの教授はどんな専門分野について研究しているのか」「そのゼミの雰囲気はどのようなものなのか」等、ゼミを決める上で知っておきたいことを知るための期間となっています。そのため、この時期に社会学・社会情報学会主催の「ゼミ発表会」や、各ゼミが2年生向けに行う「公開ゼミ」が行われます。

　その後、例年通りであれば1月頃に「ゼミ選考エントリーシート」を記入・提出していただきます。「ゼミ選考エントリーシート」とは、自らの志望するゼミの志望順位をすべてのゼミにつ

いて記入し、研究・学習したい問題領域やその志望理由を記入するものです。詳細は今後manabaで掲載されますが、例年は1月末に提出していただきます。

　その志望動機書をもとに教員で会議が行われ。ゼミが決定されます。結果は2月上旬頃にC‐plusにて発表されます（変更もありえます。詳しくはmanabaで各自確認してください）。

　「社会学専攻」の学生は「社会情報学図書館情報学コース」のゼミに入ることはできず、「社会情報学図書館情報学コース」の学生は「社会学専攻」のゼミに入ることができないなど、特別に注意しなければならないこともありますが、どのゼミにも共通して言えるのは、人数の関係や志望理由とのミスマッチなどのため必ずしも希望のゼミに入れるとは限らないということです。ゼミの志望順位などをつける際に、後悔のない選択をしていただきたく、例年はその先駆けとなる「ゼミについて知る」という目的のもと、「ゼミ発表会」を開催しておりました。

　今年度は新型肺炎感染拡大の影響により、動画とパワーポイントファイル形式の資料を用いた「ゼミ紹介」と、オンラインでの双方型の「ゼミ質問会」を開催いたします。対面で開催できないことは非常に残念ではありますが、各ゼミの先輩方が作成してくださった動画や資料にいつでもアクセスできたりとオンラインならではの良さもあるように思います。これを機に「ゼミ」に関心を抱いていただけると嬉しく思います。

各ゼミの動画リンクや，ミーティング室のURLリンクについては、manaba及びCPlusをご確認ください。

どうか関心のあるゼミにアクセスしてください。

中央大学文学部社会学・社会情報学会 学生代表 大谷鈴菜

ゼミ発表会チラシ＿改訂版２.pptx