専攻紹介

大学院

大学院の社会学専攻は,基礎からの研究者養成に力を入れた,手厚い教育を行う特色のある大学院となっております。


1. 社会学専攻の院生は,一人の指導教員の下でだけ学ぶという旧来のスタイルではなく,複数の教員がアドバイスを行う,集合的な指導を行っております。院生は,博士前期2年目(M2)や,博士後期2年目(D2)に指導教員を確定することができます。

2. 社会学の研究に必要な学識・研究能力・教育能力を身につけられるような必修のコースワーク(下記,*アステリスク付の科目)を設け,着実に基礎を身につけ,ゆくゆくは社会構想を行えるような研究者の育成を行っております。

3. 院生は,プロジェクト型の演習・専門演習に所属し,着実に学位論文の完成に向けて研究・学習を進めることになります。プロジェクト演習・専門演習として,Global, Clinical, Visionaryの三つの系統が設けられ,院生は必ずその複数を履修することになります。多角的なアドバイスによって,自らの問題意識を研ぎ澄まし,調査・理論的考察を進めて行くことになります。


 通常のカリキュラムのほかにも,社会学専攻では,年に数回「社会学コロキウム」を開き,学内外の社会学者を招いて,講演を頂くとともに,院生・教員とのディスカッションをしていただく機会を設けております。

 またティーチング・アシスタント(TA)として学部の社会調査法などの教育補助に関わることもでき,学部生の指導をすることを通して,自らを鍛える機会も得られます。

 多くの研究者を輩出した長い伝統を受け継ぎつつ,各国からの留学生・訪問研究者もまじえた国際的な雰囲気のもと,先端的な探求に取り組む院生が集い,研究・学習に励んでいます。


授業科目一覧

文学研究科 社会学専攻 前期課程
*社会学理論特講(古典)
*社会学理論特講(現代)
*質的社会調査特講
*量的社会調査特講
*社会構想論特講
*社会学ライティング特講
文献講読特講
社会学プロジェクト演習I,II (Global)
社会学プロジェクト演習III,IV (Visionary)
社会学プロジェクト演習V, VI (Clinical)
社会運動論特講
社会変動論特講
グローバリゼーション論特講
東アジア社会論特講
地域社会学特講
都市社会学特講
臨床社会学特講
家族社会学特講
歴史社会学特講
ジェンダー・セクシャリティ特講
現代社会学特講

文学研究科 社会学専攻 後期課程
*社会構想論特殊研究
*文献講読特殊研究
社会学プロジェクト専門演習I,II (Global)
社会学プロジェクト専門演習III,IV (Visionary)
社会学プロジェクト専門演習V, VI (Clinical)
社会学理論特殊研究(古典)
社会学理論特殊研究(現代)
社会運動論特殊研究
社会変動論特殊研究
グローバリゼーション論特殊研究
東アジア社会論特殊研究
地域社会学特殊研究
都市社会学特殊研究
臨床社会学特殊研究
家族社会学特殊研究
歴史社会学特殊研究
ジェンダー・セクシャリティ特殊研究
現代社会学特殊研究

詳しい履修方法・修了要件については文学研究科のWebページをご覧下さい。


大学院入試については,大学院 入試情報をご覧下さい。